AN Qi

大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 准教授

連携提案

人がどのように自分自身の身体を動かしているのかを理解する研究から、幼小児から高齢者の運動機能を診断し、支援するシステムを開発しております。例えば高齢者が日々の運動機能を経時的に計測することができる福祉用具やウェアラブルセンサ(靴など)、また立ち上がり動作などを支援することができる椅子などを共に行っていきたいと考えています。

人の運動機能の診断・支援システム

キーワード  

人の運動機能の診断・支援システムの開発/人の運動制御理論の解明

希望する連携

共同研究 / 寄附・寄付講座

プロポーザル

1.人の運動機能の診断システムANQ24061)

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

日常生活や病院において運動機能を経時的に計測し、予後などを予測することができればリハビリテーションのモチベーションの向上や適切な治療を受けることが期待されます。我々の研究室では、手すりなどの福祉用具をセンサ化することで、使用者の運動機能を推定するシステムを開発しています。これらのセンサを事業化・社会実装するための研究を期待しております。

想定される応用

在宅や医療機関にて高齢者などの運動機能を診断するシステムの実用化を目指しております。


連携への希望

運動機能の診断システムやそのようなソフトウェア/アプリ開発に興味がある企業や医療機関との連携を希望します。

2.人が立ち上がりやすい椅子の開発ANQ24062)

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

人の立ち上がり動作は日常生活の起点となる動作で、介護予防の観点からも重要です。しかしながら、座面を押し上げて人の立ち上がりを支援するのでは、筋力が衰える可能性があるため、より自分自身の筋肉を効果的に使える支援システムの開発が求められています。本研究室では人の立ち上がり動作を支援しすぎずに、自分自身の筋肉を使うような最小限の支援を行うシステムを開発しています。これらのシステムの実用化・社会実装を行いたいと考えています。

想定される応用

高齢者が在宅で使用することができる椅子・ソファ型の支援機器


連携への希望

立ち上がり動作を支援する機器の開発・実用化に興味がある企業や医療機関との連携を希望します。