合山 進 GOYAMA Susumu
大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 教授
連携提案
(1) 造血器腫瘍のPDXモデルやマウスモデルを多数樹立しています。薬剤の治療効果判定やGeneticなノックアウト、ノックダウン実験が可能です。(GYS24071)
(2) 分子Xを付加した全ての抗体に反応する汎用性の高いCAR-NK細胞およびCAR-マクロファージを作製し、自然免疫を活用したがん治療の開発を進めています。(GYS24072)
(3) タンパク-RNA結合を可視化(Split-Venus)し、定量する(NanoBiT)システムを開発しました。タンパク-RNA結合阻害、増強薬の探索に使えます。(GYS24073)
(4) 各種血液細胞に効率よく核酸を送達できる脂質ナノ粒子(Lipid NanoParticle)を開発しました。遺伝子治療や分子標的療法に活用できます。(GYS24074)
キーワード
造血器腫瘍、腫瘍免疫、PDXモデル、分子標的薬、遺伝子治療
希望する連携
共同研究 / 寄附・寄付講座
プロポーザル
1.造血器腫瘍のPDXモデルもしくはマウスモデルを用いた薬剤効果判定(GYS24071)
研究内容
私達が確立した造血器腫瘍のPDXモデルやマウス白血病モデルを使用して、候補治療薬の効果を調べることができます。
2.汎用型CAR-NKおよびCAR-マクロファージの抗腫瘍効果判定(GYS24072)
研究内容
私達が作製した汎用型CAR-NK細胞およびCAR-マクロファージは、分子Xを付加したあらゆる抗体に反応して腫瘍を攻撃することができます。良い治療標的をお持ちの企業と、このシステムを活用した抗腫瘍免疫療法の開発を共同で進めたいと思います。
3.タンパク-RNA結合阻害・増強薬の開発(GYS24073)
研究内容
RNAとタンパクの結合を細胞内で可視化(Split-Venus)および定量化(NanoBiT)するシステムを開発しました。このシステムを活用したRNA-タンパク結合調節薬の開発に興味がありましたら、ご連絡ください。
4.LNPを活用した遺伝子治療、分子標的治療の開発(GYS24074)
研究内容
各種血液細胞や造血器腫瘍細胞に効率よく核酸を導入することのできる脂質ナノ粒子(Lipid NanoParticle: LNP)の開発を進めています。このLNPを活用した遺伝子治療や分子標的療法の開発に興味がありましたら、ご連絡ください。