伊藤 剛仁 ITO Tsuyohito

大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻 准教授

連携提案

プラズマやレーザーによって生成される非平衡反応場や非平衡界面を理解・制御し、従来技術では困難であったマテリアル合成やプロセス開発、更にはそれらがもたらす新規応用開発を目指している。

1)「J. Phys. D: Appl. Phys. 54, 33LT01 (2021)」にて実現した、プラズマ援用インクジェット合成法による、単分散粒子合成プロセスの量産化技術に関心のある企業との連携を期待する。サブミクロン~数ミクロンオーダーにおける高いサイズ制御性とともに、多彩な単分散粒子合成が可能な合成法である。

その他、連携可能な最近の研究テーマは以下の通りである。

2)プラズマ援用インクジェットプリンティング/3D造形

3)プラズマ誘起液相反応を用いたナノ複合材料開発

4)高圧流体中レーザー誘起プラズマによるナノ粒子合成

5)光励起界面のセンサーおよびエネルギー応用

6)プラズマ反応場の分光計測

プラズマ援用インクジェット合成法によって形成された酸化物粒子の電子顕微鏡像

© 東京大学新領域創成科学研究科寺嶋・伊藤研

プラズマ援用インクジェット合成法によって形成された金粒子の粒度分布(例)

© J. Phys. D: Appl. Phys. 54, 33LT01 (2021)から改編

キーワード  

超臨界流体プラズマ , クライオプラズマ , ナノ・マイクロプラズマ , ナノ材料プロセス

希望する連携

共同研究 / 学術指導

プロポーザル

単分散粒子合成:プラズマ援用インクジェットプロセス(ITY24051)

カテゴリー

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

「J. Phys. D: Appl. Phys. 54, 33LT01 (2021)」にて実現した、プラズマ援用インクジェット合成法による、単分散粒子合成プロセスの量産化技術に関心のある企業との連携を期待する。サブミクロン~数ミクロンオーダーにおける高いサイズ制御性とともに、多彩な単分散粒子合成が可能な合成法である。

合成された酸化物粒子の電子顕微鏡像

© 東京大学新領域創成科学研究科寺嶋・伊藤研

金粒子の粒度分布

© J. Phys. D: Appl. Phys. 54, 33LT01 (2021)より改編