梶田 信 KAJITA Shin

大学院新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 教授

キーワード

ナノ構造金属,金属綿毛,光吸収体,ナノ構造金属酸化物,プラズマ計測

希望する連携 

共同研究 / 学術指導

プロポーザル

1.ナノ構造金属(酸化物)の応用(KJS24071)

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

金属へのプラズマ照射により表面改質を行い,表面の凹凸構造や綿毛状になった金属等を用いた応用研究。様々な金属がヘリウムプラズマで表面改質が可能になります。光電気化学,電気化学の電極材料,水電解用のニッケル等の電極材料,電池用のポーラス電極材料,またランダムレーザーや,光散乱体等の応用が可能になります。

ヘリウムプラズマを用いたタングステンナノ構造。(S. Kajita et al. Sci. Rep. (2018) 8:56.)

関連情報

チュートリアル論文:https://pubs.aip.org/aip/jap/article/132/18/181101/2837696

2.分光計測データと機械学習を用いたプラズマ計測法(KJS24072)

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

プラズマの発光は非常に多くの情報を含んでいる。プラズマの分光データとプラズマの温度や密度のデータをAI技術を利用して学習させておき,プラズマの発光を利用して温度や密度計測する手法へと応用する。これまでヘリウムプラズマにおいて,手法の検証を行ってきたので,この手法が水素,アルゴン,ヘリウム等を含むプラズマの計測へと展開していくことが期待できる。

ヘリウムプラズマにおける分光計測を用いた電子温度密度評価。AIによる予測値と実測値の関係をプロット。(S. Kajita, et al., Nuclear Materials and Energy 33 (2022) 101281)