山本 晃生 YAMAMOTO Akio

大学院新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 教授

連携提案

アクチュエータや物体のハンドリングを中心に「ものを動かす」ためのロボティクス・メカトロニクス技術を研究している。また、それらの技術をインタラクション分野に応用することで、「動き」を伴う革新的なヒューマンインタフェースの実現に取り組んでいる。

これらの研究に興味を持つ企業との共同研究を希望する。

キーワード  

静電力応用,生体計測,触力覚,ロボティクス,バーチャルリアリティ, メカトロニクス,アクチュエータ,インタラクション

希望する連携

共同研究 / 学術指導 / 講演・アドバイザー

プロポーザル

1.力覚提示技術を用いた非接触物体搬送ツール(YAK24051)

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

力覚提示技術と非接触浮上技術の統合により、精密パーツ、易損物などを非接触で手軽に搬送できるツールの実現をめざして研究を進めている

産業用パラレルリンクロボットと非接触浮上技術の組み合わせによる高速ディスク搬送

© 山本研究室

想定される応用

例えば、シリコンウェハや、マイクロパーツなどのように、接触を伴うハンドリングを避けたい対象物に対して適用することをめざしている。また、同様の非接触浮上技術を産業用ロボットと組み合わせることで、物体を高速に非接触搬送する技術についても研究を行っている。


連携への希望

このような研究に興味を持つ企業との共同研究が可能である。

2.高出力静電アクチュエータの応用に関する共同研究(YAK24052

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

静電気力を駆動力として数ニュートンオーダの高い推力を発生する高出力静電モータの研究開発を行っている

MRI内部で動作する静電リニアモータ

© 山本研究室

想定される応用

このモータは磁場発生が少なく、また、強磁場中でも動作可能であることから、超低磁場もしくは強磁場といった特殊環境への適用を目指して応用研究を進めている。


連携への希望

このような研究に興味を持つ企業との共同研究が可能である。

3.触覚、触感に関わるヒューマンインターフェースデバイスの共同開発(YAK24053

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

物体に触れた際の手触り(粗さ感、柔らかさ感、しこり感、温度感など)を再現、あるいは仮想的に生成するコンピュータインタフェースの開発を進めている

物体の柔らかさ感やしこり感などを再現提示する触感提示装置

© 山本研究室

想定される応用

これらのデバイスは触感を体験できるバーチャルリアリティ分野ばかりでなく、多くのコンピュータやゲーム機の新しい出力インターフェースとして、あるいは遠隔医療等における触診機器などへの応用が期待できる。


連携への希望

このような研究に興味を持つ企業との共同研究が可能である。

連携への希望

本研究に関心のある企業・団体等との共同研究を希望している