御手洗 容子 YOKO YAMABE-MITARAI
大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授
大学院新領域創成科学研究科 物質系専攻 教授
連携提案
金属材料の組織制御や高温力学特性に関する研究を行っています。ハイエントロピー合金、形状記憶合金、チタン合金などについて知見があります。下記のような実験が可能です。
1. アーク溶解による合金作製
2. 組織評価・解析(組成分析、EBSDによる結晶方位解析)
3. 高温X線回折
4. 高温熱分析(-150℃から2000℃まで)
5. 高温圧縮強度評価(室温から1800℃まで)
新しい合金を作ってみたい、組織や力学特性の評価をしてみたい、高温まで熱分析やX線測定をしてみたい、金属材料に関する学術指導を依頼したいなど、ご興味がありましたら、ご連絡ください。
testing machine 1: 1200℃まで圧縮試験可能な試験機。
testing machine 2: 1800℃まで圧縮試験可能な試験機。
XRD: 1200℃まで測定可能なX線回折装置。
DSC: 550℃まで測定可能な熱示差分析装置。これ以外にも1800℃まで測定可能な装置を所有。
キーワード
耐熱金属材料、ハイエントロピー合金、形状記憶合金、チタン合金、高温力学特性、組織解析
希望する連携
共同研究 / 寄附・寄付講座 / 学術指導
研究内容
ハイエントロピー合金は、従来の主要元素に合金元素が添加された固溶強化合金と異なり、複数の元素が等原子比に近い組成で構成される。これにより、大きな格子歪みが発生し、強度向上が期待されている。当研究室では、固溶強化に加え、析出強化した合金を設計した。
立方体の析出物が生成するBCC/B2 ハイエントロピー合金
想定される応用
ジェットエンジンなどの耐熱材料
連携への希望
この合金を積層造形で造形可能な企業。あるいは、ハイエントロピー合金の組織制御や力学特性評価に関心がある企業。
関連情報
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1044580326001245
研究内容
現在使われている形状記憶合金NiTiは、100℃以下の温度で動作する。当研究室では300℃以上で動作する高温形状記憶合金を開発している。
300℃から450℃の範囲で形状回復する高温形状記憶合金
研究内容
金属材料を作るためには、鉱山から鉱石を採掘し、製錬により金属を取り出す必要がある。そのために、膨大なエネルギーが必要であり、環境破壊を引き起こす。人の生活基準を下げずに、持続可能な社会を作るために、リサイクル材やスクラップを用いて、特性を向上させる合金設計が必要である。当研究室では、チタン合金を対象とし、不純物を積極活用して特性向上を目指している。
連携への希望
チタン合金のリサイクルや、リサイクル材を活用した合金設計に興味がある企業