松田 浩一 MATSUDA Koichi

大学院新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 教授

連携提案

本研究室の目標は、ゲノム解析を通じて病気の原因を明らかとし、さらには病気を制圧する事である。その為に、当研究室では様々なアプローチで研究を行なっている。

 (1) p53を介した癌化抑制メカニズムの解明

 (2) 疾患感受性遺伝子の解析

 (3) がんゲノム解析

研究成果の応用・実用化に関心のある企業との連携が可能である。

キーワード  

ゲノム, がん, p53, 大規模コホート, SNP

希望する連携

共同研究 / 学術指導

プロポーザル

遺伝子多型情報を基にした個別化医療、ゲノム創薬を目指した研究(MTK24051)

カテゴリー

SDGs:17の持続可能な開発目標 

研究内容

数十万箇所の遺伝子多型情報に基づいたゲノムワイド関連解析によって病気のなりやすさや身長・体重などの身体的特徴に関わる遺伝子等が多数明らかとなっている。今後はこれらの知見を基に病気の予防や治療に向けた取り組みが進んでいくと考えられるが、実際に当研究室で最近同定した血液生化学検査値などに関わる遺伝子群には、治療薬として既に臨床応用されている分子が複数含まれている。これらの知見を基に、創薬や疾患予防に向けた取り組みを積極的に支援したいと考えている。

ゲノムワイド関連解析による白血球数と関連する遺伝子の探索

© 松田浩一

想定される応用

現在大腸癌、食道癌、ウイルス性肝炎・肝癌、自己免疫疾患等と関連する遺伝子を同定しており、これらの疾患に対するリスク予測が可能である。またコレステロール、尿酸値、白血球数、赤血球数、身長、血圧などと関連する遺伝子を同定しており、これらの形質と標的とした薬剤の開発にむけた共同研究を希望する。